第883回ミニロトの振り返り
使用されたのは想定外のJセット
すわっ、K氏立会かとビデオを見ると事務局スタッフ???
予想したBセットやCセット方が待機期間は長いのに。不可解なセット選択。
ミニロトはコアなロトファンが真剣に当てに行くロトだとは何回も言っているが、
セット選択の妥当性、順当性と1等の口数には相関関係がある。
今回の様にミニロトでありながら大方の予想を裏切るセット選択のときは、1等当せん口数が少ない。
これは、コアなロトファンは例外なくセット球予想している明らかな証拠。
今回も1等は6口で賞金は従来の2倍強の約2千4百万円
賞金が上がるのは歓迎だが、ミニロトでは偶然ではなく、ちゃんと狙って当たる、という風でないとベテランファンは納得しない。
ロト6やロト7に比べると賞金は少ないが、もう少し欲しいって方はちゃんと同じ買い目で2口買い、3口買いするから
セット球の肩透かしで賞金を上げていただく必要はない...
ストーリー予想の方はスタート数字を迷わなければ簡単だった。
前回、(2,3)の連続数字ペアが出ているので"1"か"4"はケアが必要。問題はどちらにするか?
今回"1"は前回の"2"の同位置数字になっているのに気がつけばコチラをより重要視してスタート数字にすべき。
"1"をスタート数字に上手く選択できれば、あとは一位揃い数字で"21"(これも前回の"28"の同位置数字!)を選択する
ミニロトなので鉄板数字候補は2個で十分だが、あと1個欲張るとしたら、前回(8,28)の一位揃いペアから"18"が気になれば"正解"
ミニロトの場合、鉄板数字3個が全部当たっていると、数字プールで全選択しても、フィルターは3〜4個で、それも常識的なパターンを選ぶだけで十分に10〜30口程度に絞り込まれます。
で、その中にちゃんと1等が〜...
第1094回ロト6の予想
夏休み本番なのか弁護士先生ではなく、事務局スタッフが立会を勤めることが増えるこの時期。
火曜日がそうだったが、今日はどうだろう?
久々にキャリーしているのだから、セット選択は普通でお願いしたい。
月曜ロト6で本命のHセットが選ばれなかった理由が気にかかっている。
Hセットは前回の大阪抽せんで使用されていた。
大阪抽せんは"ガン無視"なハズなので...Hセットが待機期間最長だったんだが...
選ばれたのは大阪抽せんを考慮に入れたら待機期間が最長となるIセットだった。
う〜ん...
もし今回も大阪抽せんを考慮したセット選択になったら、Hは選ばれないだろう...どうする。
結局、本命は従来通り大阪ガン無視スタンスからHセットで、対抗は弱気に大阪を気にするスタンスからGセットで...www
今日の雑感
別名、風天忌とも
先日、NHK-BSで"ザ・プレミアム「寅さん、何考えていたの?〜渥美清・心の旅路〜」"を視た。
渥美清さんが俳句を詠んでいたことは全然知らなかった。
その腕前は玄人跣(はだし)。
「俺の思ってた渥美ってのは
もっと正直な人だと思っていたけど、
これは相当なねバケモノだぞ」
-俳人 金子兜太
アレだけの人気映画シリーズに主演男優として登場していたのだから、収入は唸るほどあったのだろうが、
豪遊譚が伝わっているわけではないし、豪邸を建てたとも聞かない。
私生活は至って質素だったようで、映画のロケ先で地元名士による宴会に招かれても1度も出席しなかったのだとか...
一人旅先の宿に残り、窓から夜の帳が降りる景色を煙草をくゆらして眺めていることが多かった
俳句を詠み始めた切っ掛けは先日亡くなった永六輔さんに句会に誘われたことだったそう。
初参加のときは部屋の隅でじっと聞いただけで作句はしなかった。
しかしその後、ほどなくして詠んだ句が天地人(句会の先生と生徒の投票で1番に選ばれたのが"天"で、次点が"地"、その次が"人")に選ばれるようになったので、
もともと筋は良かったのだろう。
私生活ではフーテンの寅の仮面を外し、内省的な一個人、渥美清に戻ったというのが一般的な理解だが、
金子兜太が慧眼鋭く見破ったように、
彼は昼間は破天荒な渡世人を演じ、夜は180度変わって哲学的思考に耽る、"渥美清"という"男"を一日中ずーっと演じ続けていたのだと思う。
フーテンの寅を演じ始めて以来、私人渥美清の時間は無かったのではないか...
"男"はさぞ辛かったろう...
渥美清の内面には思想世界の広大な宇宙が広がっていて、それは一生涯隠し続けていくはずのものだったのだが、
"俳句"という覗き穴が思わず開いてしまい、それを通して中の宇宙が見えてしまったのだと、思った。
良い番組だった。
初めての煙草覚えし隅田川
蟹悪さしたように生き
-渥美 清