第1196回ロト6の振り返り
立会人はN弁護士
今週は初っ端にM弁護士かK氏どちらかの常連が来るのではと読んでいたのだが...
選んだセットは本命推しのFセット
東京ロト6Fセットの正解チャートがこちら
H/C=11で決着したからロト6では平均よりやや早い方
今回のポイントはH/C=1のとき
ss値の変化量を基にした分析ではフォーカスの収まる場所として相応しいのはパターン"0-6"か"1-5"
変化量はそれぞれ-0.9、-0.1なのでパターン"0-6"の方が収まりが良い
しかし結果はパターン"1-5"の方。不等号の向きから言ってもパターン"0-6"なのだが、何でだろう???
ss値が-1.3と言うのが嫌われだろうと理解した
次のポイントはH/C=10のとき
H/C=9のときフォーカスはパターン"4-2"にあり、ss値は2.1
H/C=10でパターン"4-2"のss値は1.2。ss値が減少しているから移動トリガーは発生しない。しかも隣のパターン"5-1"は緑マス
しかし実際には移動した
理由として考えるられるのはH/C=10でH/C=1〜=9までには出現してない新参者数字が5個も出ていることだろう
何の話?ってことになるだろうから、作業図載せておきます。H/C=10の行の下段に"5-28"とありますが、この"5"がそれを意味しています
H/Cのステップが深く進んで来たところで新参者数字が5個も出れば、その新参者から当せん数字が出そうだ、というのは感覚的に理解できる(と思う)
1等は1口出て賞金はキャリーなしのときの満額2億円で、中途半端なキャリー約2.4千万円が発生した
キャリーなしのときの上限も3億円に引き上げればこんな中途半端なことにはならないのに...
第934回ミニロトの予想
4月から登場したS女史によりCセットが乱発されたが、
第3世代抽せん球での東京ミニロトCセットは23回使用されて、これは平均値をまだ下回っている
だからS女史の怒涛のミニロトCセット4連発はCセットの使われなさ過ぎを是正する"正しい行為"と評価していい
なんでCセットの話を持ちだしたのかと言うと、そろそろCセットが出てもおかしくないタイミングだから
今日のセット予想、本命はCセット、対抗でFセットで
今日の雑感
巨人の肩の上
NHK BSドキュメンタリー「名人VS将棋ソフト 最終決戦~密着・電王戦~」を観た
取り立てて目新しいトピックは紹介されなかったのだが、ポナンザと対戦した佐藤名人が第2局で穴熊戦法をとった時
「現代将棋では早く穴熊など守備の構えを整え、それから攻めにでる流れが”良い戦法”だと考えられている...」というナレーションが印象的だった
BS1スペシャル「名人VS将棋ソフト 最終決戦~密着・電王戦~」佐藤天彦名人が最強ソフト「ポナンザ」と対決した将棋の電王戦二番勝負。連敗を喫した佐藤さんが勝負を振り返る。人工知能についてあの藤井聡太四段の秘蔵インタビューも。 https://t.co/mA2AMBwyWM
— nekonin-02 (@02Nekonin) 2017年7月21日
佐藤名人を始め活躍中のプロ棋士は穴熊という戦法は"正しい"、”強い”と教わり、その通りに対局で実践してきた
同じように穴熊戦法を高く評価している人間のプロ棋士同士の対局なら、その評価通りの戦局になるのだろうが、
穴熊をそれほど評価していないAIが相手だと話がガラっと違っていた
佐藤名人が穴熊を構えだした途端、PONANZAの方の評価値(どちらが優位かを示す数値)がマイナスからプラスに変化した
現役プロ棋士の誰もが”穴熊、最強”と疑いもなく、また自ら検証することなく信じ込んでいたのが敗因だった
将棋AIが過去の人間同士の対戦を学習するとき、対局者がこの人は名人だ、棋聖だ、王将だとかの「色眼鏡」を通して観ることはない
名人達の対局で穴熊が多用されても、それだけでは優れた戦法とはAIは評価しなかったのだ
ところが人間は◯◯名人の有名な棋譜であるとか、対局者のランク等の余計な情報も取り込んで学習するから、本当の評価ができないのだろう
確かに人類の科学の進歩は先人の偉業の上に成り立っているから、優れた先人に学ぶのは効率的な方法には違いない
しかし先人の業績を鵜呑みにしていると、先人の業績など全然評価しない相手に負かされてしまう
これから人類が科学文明を推し進めていく方法は「巨人の肩の上」に乗っかって行く方式ではなく、「AIの後を付いて行く」方式になるのではないか...そう思った